2026年度の診療報酬改定は本体プラス3.09%で決着し、今後は点数配分の議論が大詰めの段階に入る。30年ぶりの大幅プラス改定に病院はどう対応するべきか。CBニュースマネジメントで「先が見えない時代の戦略的病院経営」を連載中の井上貴裕氏の緊急寄稿。
【千葉大学医学部附属病院副病院長、病院経営管理学研究センター長、ちば医経塾塾長 井上貴裕】
26年度の診療報酬の引き上げ幅は、民主党政権下で10年度に行われた改定(プラス1.55%)との単純比較でほぼ倍近くに当たる。物価や人件費の高騰にあえいできた多くの病院は一息付けることだろう。高市政権に感謝したい。
ただ、
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